カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

体重と筋肉のバランス

筋力の強さは、筋の断面積に比例します。

ですので、カラダが大きければ大きいほど筋の断面積も大きくなるので、筋力自体も強くなります。 とはいえ、体重あたりの筋力を考えた場合には、カラダか大きいということは、筋力の強さは相対的に小さくなります。

最大筋力

バーベルなどのトレーニングの中で、1度しか持ち上げることの出来ない重さを「最大筋力」といいます。 そしてその重さのことを「1RM」といいます。 f:id:tihabit:20171229155543j:plain この「RM」は、レペティション・マキシマムといって、筋力トレーニングを行う際の、実用的な負荷強度の基準となっていて、例を上げると「最大筋力」、つまり1度だけ100kgのバーベルを持ち上げられる場合は、1RMが100kgといい、50kgのバーベルを10回持ち上げられる場合には、10RMが50kgとなります。

またトレーニングによって、いままで50kgの重さがちょうどよかった重さが次第に軽く感じられ、カラダに負荷をかけるためには、さらに重さをアップしなければならないことがあります。

このことを「漸進的オーバーロード」と言って、筋肉は刺激が過度に高まれば、その機能は高まり、低ければ低下する傾向が強く、より強い刺激運動を継続に行うと、その刺激に対する適応能力が高まります。