筋力の強さは、筋の断面積に比例します。
ですので、カラダが大きければ大きいほど筋の断面積も大きくなるので、筋力自体も強くなります。 とはいえ、体重あたりの筋力を考えた場合には、カラダか大きいということは、筋力の強さは相対的に小さくなります。
最大筋力
バーベルなどのトレーニングの中で、1度しか持ち上げることの出来ない重さを「最大筋力」といいます。 そしてその重さのことを「1RM」といいます。 この「RM」は、レペティション・マキシマムといって、筋力トレーニングを行う際の、実用的な負荷強度の基準となっていて、例を上げると「最大筋力」、つまり1度だけ100kgのバーベルを持ち上げられる場合は、1RMが100kgといい、50kgのバーベルを10回持ち上げられる場合には、10RMが50kgとなります。
またトレーニングによって、いままで50kgの重さがちょうどよかった重さが次第に軽く感じられ、カラダに負荷をかけるためには、さらに重さをアップしなければならないことがあります。
このことを「漸進的オーバーロード」と言って、筋肉は刺激が過度に高まれば、その機能は高まり、低ければ低下する傾向が強く、より強い刺激運動を継続に行うと、その刺激に対する適応能力が高まります。