カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

カラダに悪い食生活

とにかく低カロリーの食事にして痩せたい、ダイエットしよう!なんて思われるかもしれませんが、低カロリーだからといって健康的だということはできません。

そもそも低カロリーの食事を考えると、肉や魚、卵や乳製品などの動物性の食べ物を敬遠しがちになり、さらにはビタミンやミネラルを十分に採ることができず、かえって栄養不足になりがちです。

食事
食事

どうしても動物性タンパク質を取ってしまうと、太ってしまうと過剰に気にする人もいますが、そもそも人間のカラダの20%はタンパク質ですから、これが不足してしまうと免疫低下や骨密度が低下してしまい、基礎代謝が落ち込み、カロリーの消費しにくいカラダとなってしまいます。

カロリーが消費しにくくなるということは、痩せにくくなるということですので、極度な低カロリーは禁物です。 痩せるといっても、健康的に痩せなければ、まったく意味がないのです。

そんな流れから低カロリーではなく、糖質を制限した生活を選んでしまう人もいますが、これもやりすぎには注意です。 低カロリーよりも糖質制限したほうが体にやさしいとはいえ、炭水化物の低下は、倦怠感や集中力の低下など痩せる以外の部分でのデメリットもあります。

特に女性であれば、糖質ダイエットを行いすぎると、肌や髪に影響が出てきますので、ほどほどに・・・。

また、ダイエットのために朝の食事を抜くなんて人もいるようですが、これもNG。

朝の食事を抜いてしまうと腸の動きが鈍くなり、自律神経のバランスが崩れますし、基礎代謝も落ちてしまいます。 そうなってくると、痩せるどころか、かえって太ってしまうということも・・・。

たくさん食べる必要はありませんが、朝もしっかりと食べたほうが健康面で1番だと思います。