カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

糖質のコントロール

糖質をたくさん摂っているのに、食事の回数を減らすのは、健康的でないどころか健康被害が拡大するのだそうですよ。

どうやら、長い空腹時間があった後、大量の糖質を摂取してしまうと最低レベルまで下がっていた血糖値が一気に急上昇し、空腹時と食後の血糖値の差が大きい血糖値スパイクという最悪の状態を招き、血管に大きなダメージを残してしまうのだそうです!!!

ごはん
ごはん

血糖値が急上昇してしまうと、カラダは、血糖値を下げるためにすい臓から大量のインスリンを分泌するのですが、これが毎食のように繰り返されると、やがてすい臓が疲弊しインスリンを分泌する機能が低下してしまうのだそうです。

しかも、この血糖値を下げるホルモン、人体にはインスリンしかありませんので、糖尿病になっていくのだとか。

また、近年では糖質の過食と運動不足により、子どもにも内臓脂肪型の肥満や糖尿病が増えてきているそうですから、ある程度の糖質制限を課すこと必要かもしれませんね。

とはいえ、脳のエネルギーはブドウ糖だけですから、全くとらないというわけにもいかず、そのバランスは難しいところ。

ですので、結局のところ、偏った食事をするのではなく、好き嫌いなくまんべんなく食物を食べていきたいものですね。