カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

糖質のコントロール

糖質をたくさん摂っているのに、食事の回数を減らすのは、健康的でないどころか健康被害が拡大するのだそうですよ。

どうやら、長い空腹時間があった後、大量の糖質を摂取してしまうと最低レベルまで下がっていた血糖値が一気に急上昇し、空腹時と食後の血糖値の差が大きい血糖値スパイクという最悪の状態を招き、血管に大きなダメージを残してしまうのだそうです!!!

ごはん
ごはん

血糖値が急上昇してしまうと、カラダは、血糖値を下げるためにすい臓から大量のインスリンを分泌するのですが、これが毎食のように繰り返されると、やがてすい臓が疲弊しインスリンを分泌する機能が低下してしまうのだそうです。

しかも、この血糖値を下げるホルモン、人体にはインスリンしかありませんので、糖尿病になっていくのだとか。

また、近年では糖質の過食と運動不足により、子どもにも内臓脂肪型の肥満や糖尿病が増えてきているそうですから、ある程度の糖質制限を課すこと必要かもしれませんね。

とはいえ、脳のエネルギーはブドウ糖だけですから、全くとらないというわけにもいかず、そのバランスは難しいところ。

ですので、結局のところ、偏った食事をするのではなく、好き嫌いなくまんべんなく食物を食べていきたいものですね。

肩こり解消

現代人はとかく肩こり、首コリがひどいですよね。

しかし、肩こりなどは重大な疾病でないので、どうしても我慢しがちですけど、放っておくと体の歪みや不調を引き起こすので、注意したほうがいいでしょう。

まず、肩こりについては、主に肩甲骨回りの筋肉が萎縮し、肩関節の動きが鈍くなることから起こります。 この肩甲骨は胴と腕をつないでいて、腕の動きの中心となる部分で、この箇所を動かさないと周囲の筋力は衰え、次第に硬くなっていき血行不良を引き起こし、本来であれば自在に動くはずの肩甲骨と肩関節のスムーズな動きができなくなります。

そして、コリや痛みとなって表れてくるわけですね。

これは予防していくしかなく、仕事中など起床、寝る前などに腕を肩から大きく回すなど、柔軟性を高める動きをするようにしましょう。

では、すでに肩こりがひどくなっており、これを解消したい場合はどうすればいいのでしょうか?

これもさきほどのように肩全体を大きく動かすことが大切で、肩を上げたり下げたり、前後へ動かしたりと大きく動かしてみてください。

水泳
水泳

1番の肩こり解消は、全身運動で有酸素運動でもある水泳がおすすめで、血行促進や乳酸燃焼などの効果も見込めますし、インナーマッスルも鍛えることができます。

脱げるカラダ2019

フィットネス情報誌「Tarzan」が、2016年から毎年開催してきた読者オーディション企画「脱げるカラダ」を2019年も開催するようで、3月20日から一般読者からの申込受付を開始しているようですよ。

脱げるカラダ2019
脱げるカラダ2019

このイベントは、今年で4年目となるのだそうで、応募に必要なのは鍛え上げられた身体だけでなく、その身体をつくりあげた食事やトレーニングといった日々の努力や応募者のバックグラウンド・ストーリー。

応募を経て集まったカラダ自慢の頂点に輝いたグランプリ受賞者は、例年、誌面だけでなく、ターザン本誌の表紙を飾っていたりします。

今や空前の筋肉トレーニングブームですし、今回もさらに凄い人たちが出てきそうですね。

ある研究では、1週間に1回~2回で計60分までの筋力トレーニングを行うと、心筋梗塞脳卒中の発症リスクや死亡のリスクが下がる可能性があるということが明らかになったようですし、しばらくはこの筋肉ブームは続くのでしょうね。

疲れにくい体をつくるためには、筋肉が大事ですし、悪い姿勢も改善しますから、これから挑戦してみるのもアリなのでは?