カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

トレーニングの原則

「ルーの法則」というものがあって、これはドイツの生物学者ルーが提唱したもので「人間の持つ機能は、使わなければ退化し、適度に使えば発達するけれど、使いすぎると萎縮してしまう」という法則で、「ルーの三原則」と呼ばれることもあり、現代のトレーニングにおける原則の基本といっても過言ではありません。

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一般的なトレーニングの原則としては、5原則、7原則とありますが、おおむんr以下の通りとなっています。

トレーニングの5原則

  • 「全面性の原則」
  • 「意識性の原則」
  • 漸進性(ぜんしんせい)の原則
  • 反復性の原則
  • 「個別性の原則」

トレーニングの7原則

「トレーニングの5原則」に以下を足したもの。

  • 過負荷の原則
  • 特異性の原則

これらの原則には、科学的に証明されたものと、経験によって知られたものがあり、青文字になっているものが科学的に証明されています。

最近、流行し始めているパーソナルトレーニングというのは「個別性の原則」である、各個人の年齢や性の違い、体力、体格、トレーニングの目的や経験などを踏まえたうえで、トレーニング内容を作成するという部分に焦点が充てられているといってもいいでしょう。