カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

2017-01-01から1年間の記事一覧

体重と筋肉のバランス

筋力の強さは、筋の断面積に比例します。 ですので、カラダが大きければ大きいほど筋の断面積も大きくなるので、筋力自体も強くなります。 とはいえ、体重あたりの筋力を考えた場合には、カラダか大きいということは、筋力の強さは相対的に小さくなります。 …

脳・神経

身体能力の調節と思考を担っている脳・神経系は、大きく分けると「中枢神経」と「末梢神経」に分けることができ、中枢神経には脳と脊髄があります。 この中枢神経は、体の隅々にまでひろがっている末梢神経から送られてくる情報を受け取り、それに応じて指令…

筋肉系

人の体には、約600近くの筋があって、骨格筋、心筋、平滑筋の3つに分類することができます。 骨格筋 骨格筋は、一般的には「筋肉」と呼ばれていて、「使う」こと、つまり鍛えることによって、肥大し筋力増加となりますが、「使わない」と萎縮し筋力が低下す…

筋肉と骨は腱でつながっている

骨格筋、つまり筋肉は腱という強い組織によって骨と繋がっています。 ですので、骨格筋の両側は必ず腱となっているのですが、この骨格筋は両端にいくほど徐々に腱に変わっていき、骨につく部分で完全な腱となります。 ちなみに、この筋肉から腱へと変わって…

筋肉を構成する筋繊維

筋肉というのは、筋線維と呼ばれる非常に細い繊維が集まって作られています。 その大きさは、直径0.02~0.1mm、長さ1mm~50cmまでの大きさで、この筋線維自体も、さらに細い筋原線維が集まって作られています。 筋原線維の中には、アクチン・フィラメントとミ…

はじめに

間違ったトレーニングや無駄なエネルギーを使わないためにも、自分のカラダのこと、スポーツの動作の仕組みや筋肉の構造など、基本的ない知識を知っておくことは大切です。 常によいコンディションを維持することや、効率よく効果を高めていくためにも、基礎…