カラダと運動の基礎知識

トレーニングを効果的に行うためには、カラダのこと動作の仕組みを知ることがカギ

肩こり解消

現代人はとかく肩こり、首コリがひどいですよね。

しかし、肩こりなどは重大な疾病でないので、どうしても我慢しがちですけど、放っておくと体の歪みや不調を引き起こすので、注意したほうがいいでしょう。

まず、肩こりについては、主に肩甲骨回りの筋肉が萎縮し、肩関節の動きが鈍くなることから起こります。 この肩甲骨は胴と腕をつないでいて、腕の動きの中心となる部分で、この箇所を動かさないと周囲の筋力は衰え、次第に硬くなっていき血行不良を引き起こし、本来であれば自在に動くはずの肩甲骨と肩関節のスムーズな動きができなくなります。

そして、コリや痛みとなって表れてくるわけですね。

これは予防していくしかなく、仕事中など起床、寝る前などに腕を肩から大きく回すなど、柔軟性を高める動きをするようにしましょう。

では、すでに肩こりがひどくなっており、これを解消したい場合はどうすればいいのでしょうか?

これもさきほどのように肩全体を大きく動かすことが大切で、肩を上げたり下げたり、前後へ動かしたりと大きく動かしてみてください。

水泳
水泳

1番の肩こり解消は、全身運動で有酸素運動でもある水泳がおすすめで、血行促進や乳酸燃焼などの効果も見込めますし、インナーマッスルも鍛えることができます。

脱げるカラダ2019

フィットネス情報誌「Tarzan」が、2016年から毎年開催してきた読者オーディション企画「脱げるカラダ」を2019年も開催するようで、3月20日から一般読者からの申込受付を開始しているようですよ。

脱げるカラダ2019
脱げるカラダ2019

このイベントは、今年で4年目となるのだそうで、応募に必要なのは鍛え上げられた身体だけでなく、その身体をつくりあげた食事やトレーニングといった日々の努力や応募者のバックグラウンド・ストーリー。

応募を経て集まったカラダ自慢の頂点に輝いたグランプリ受賞者は、例年、誌面だけでなく、ターザン本誌の表紙を飾っていたりします。

今や空前の筋肉トレーニングブームですし、今回もさらに凄い人たちが出てきそうですね。

ある研究では、1週間に1回~2回で計60分までの筋力トレーニングを行うと、心筋梗塞脳卒中の発症リスクや死亡のリスクが下がる可能性があるということが明らかになったようですし、しばらくはこの筋肉ブームは続くのでしょうね。

疲れにくい体をつくるためには、筋肉が大事ですし、悪い姿勢も改善しますから、これから挑戦してみるのもアリなのでは?

カラダに悪い食生活

とにかく低カロリーの食事にして痩せたい、ダイエットしよう!なんて思われるかもしれませんが、低カロリーだからといって健康的だということはできません。

そもそも低カロリーの食事を考えると、肉や魚、卵や乳製品などの動物性の食べ物を敬遠しがちになり、さらにはビタミンやミネラルを十分に採ることができず、かえって栄養不足になりがちです。

食事
食事

どうしても動物性タンパク質を取ってしまうと、太ってしまうと過剰に気にする人もいますが、そもそも人間のカラダの20%はタンパク質ですから、これが不足してしまうと免疫低下や骨密度が低下してしまい、基礎代謝が落ち込み、カロリーの消費しにくいカラダとなってしまいます。

カロリーが消費しにくくなるということは、痩せにくくなるということですので、極度な低カロリーは禁物です。 痩せるといっても、健康的に痩せなければ、まったく意味がないのです。

そんな流れから低カロリーではなく、糖質を制限した生活を選んでしまう人もいますが、これもやりすぎには注意です。 低カロリーよりも糖質制限したほうが体にやさしいとはいえ、炭水化物の低下は、倦怠感や集中力の低下など痩せる以外の部分でのデメリットもあります。

特に女性であれば、糖質ダイエットを行いすぎると、肌や髪に影響が出てきますので、ほどほどに・・・。

また、ダイエットのために朝の食事を抜くなんて人もいるようですが、これもNG。

朝の食事を抜いてしまうと腸の動きが鈍くなり、自律神経のバランスが崩れますし、基礎代謝も落ちてしまいます。 そうなってくると、痩せるどころか、かえって太ってしまうということも・・・。

たくさん食べる必要はありませんが、朝もしっかりと食べたほうが健康面で1番だと思います。